むちうち症を理由とする補償保険金申請の増加と、事故による損害賠償金の申請で利益を得ようと画策する弁護士たちのために、自動車保険料が高騰していることが、国会議員によって指摘されている。「デイリー・メール」紙が報じた。
むちうち症を理由とする補償保険金の申請は、過去3年間で3分の1も増えた57万件に上っており、自動車保険契約料も平均的なケースで90ポンドも値上がったとされる。
この1年間に支払われた損害賠償金は20億ポンドと試算されているものの、そのうちの4分の1は、「虚偽、または、実際よりも重い診断が下された結果によるもの」と、GP(家庭医)が指摘しているという。
議会の運輸委員会は、保険会社や弁護士事務所、損害補償金申請の代行会社などが、事故に遭った人々に、けがや事故車の修理中の代車代、法的費用などを申請するようにけしかけていることが、保険料の高騰を招いていると警告している。
また、保険詐欺事務局からも、むちうち症の申請のうち少なくとも3万件は不正申請であり、保険業界に3億5,000万ポンドの損害を与えていると、同様の問題が指摘されている。
価格比較サイト「confused.com」と専門サービス業の「Towers Watson」は、自動車保険にかかる平均的な費用は昨年だけで17%も増加し、平均的な総合契約も844ポンドにもなっていると指摘。また、他人に損害を与えた場合や火災や盗難による損害もカバーする保険契約の場合では、平均的な契約で10%増の1,162ポンドとなっていたという。
むちうちは目に見えない。
それに乗じて悪知恵を働かす人がいることも事実。
悲しいことだけれど・・・。
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